PC内のファイルを検索する際、これまではWindows標準のファイラ つまりはエクスプローラの検索を使っていました。
ファイル名の検索とタイムスタンプでの検索が主で、時間はかかるわ効率は悪いわ全然ヒットしないわでダメダメな状態でした。
ま、それでも何とかなってはいたんですけど・・・先日、早急に必要な資料を探そうとして結局は見つからなかったという事件が数回発生したのを機に、このままではマズイと思い直した次第。
昔は個人的な資料は極力テキストファイルで保存しておいてgrepなツールで検索してました。
それがここ数年、仕事の関係でワード、エクセル、パワーポイント、PDFの書類が激増。
メールに添付されてくるのはだいたい上記4つです。それに加えてwebで調べたことは.mhtファイルにするようになったのも原因の一つだったりします。HTMLで保存すると画像などでフォルダを作成してしまうので煩わしくなってしまったんですね。。。この点は自業自得か orz
とりあえず、ファイル内のテキスト情報を全文検索できるアプリの導入を考えました。
ただWindowsDesktopSearchのように常駐して重くなるようなのは避けようかと。
しかも検索対象を明確に絞り込むこともできないようだし。
実際、ノートPCでインストールしてみてましたが非力なノートだとてきめんに動作に影響するようなので削除してしまってました。
そんなわけで、Namazuみたいにインデックスを作っておいて一瞬で検索できるものはないかと物色した結果、お手軽に全文検索してくれるソフトは色々あるようです。
その中で最終的に候補に残ったのは以下の三つ。
DesktopHE
ConceptSearch /R.2
探三郎
ConceptSearch /R.2はジャストシステムの商品でかなり良さそうです。が、どうやら.mht形式の検索ができないようなので購入を断念。(設定で可能になるかもしれないのですがメーカーのページではわかりませんでした)
探三郎とDesktopHEは共にフリーのアプリでオフィスファイルも.mhtファイルも全文検索の対象にしてくれます。
早速両方とも導入して試してみました。
インデックスの作成は探三郎もDesktopHEも想像以上に短時間で終わりました。
探三郎は本当に簡単に設定できてしまいます。検索も一瞬です。検索結果の画面も見やすくなってます。
インデックス更新も時間を指定したり起動時に自動で作成したりできるのが便利です。
ただ、設定項目が少なく、検索結果の一覧画面のカスタマイズができなかったりするのが残念なところ。
(本文と全然関係ないけど、
そして
DesktopHEです。
このソフトは凄い。凄すぎる。
導入が簡単で、検索は一瞬で終わるのは探三郎と同様ですが、検索結果画面でリストからファイルを選択した状態で概要、全文、ブラウザと三種類の表示を使い分けることができます。
リストのファイル名をダブルクリックすれば該当アプリが起動して編集できますし。
検索方法も
単語検索
AND検索
OR検索
NOT検索
フレーズ検索
前方一致検索、後方一致検索
属性検索
が用意されていて、さらに拡張子での絞り込みやスコア順・日付順での並べ替えもできたりします。
この多機能さにひかれて最終的にDesktopHEを使うことにしました。(ってか使ってます)
ただ、探三郎のように常駐させておいてインデックス作成を自動で行うことはできないので、PCを起動した時や落ち着いて作業できるような時間を見計らってインデックス作成してます。
インデックス作成は二回目からは差分の更新だけになるようで、作成時間も短く負担にはなりません。
DesktopHE導入時のテストで、「先日、早急に必要な資料を探そうとして結局は見つからなかったという事件」のファイルを探してみたら・・・適当なキーワードですぐに見つかりました。
あのくやしさは一体なんだったんだろう。シクシク
よく考えると、あのときはまだフォルダの分類方法も決めてなくて、場所もCドライブだったりDドライブだったりとバラバラでしたのでそれも原因なんだよなぁ。(今は一つのフォルダにまとめてあります)
ちなみに探三郎、DesktopHE共に複数のフォルダを検索対象に指定できるので必ずしも一箇所でなくてもいいわけなんですが。
--追記--
ConceptSearchの自然文検索も非常に興味があります。
もしご存知の方がいらっしゃれば、.mht形式の検索も設定で可能になるようでしたら教えていただけるとうれしいです。