howmをインストールすると
/home/zaurus/howm
というディレクトリが作成されて、ここがメモデータ置き場となります。変更はできないようです。(できるかもしれませんが私にはわからなかったり・・・)
Emacsは重いソフトというイメージがあったため、Emacsもhowmも全部本体メモリにインストールしたため、ただでさえ本体メモリを圧迫してるのにこれ以上データを置くなど無理ですね。
そんなわけで、シンボリックリンクをはることでSDカードにデータ置き場を変更しようと目論みました。
シンボリックリンクとはwindowsのショートカットに似てますが、ファイルもディレクトリも区別無く置き換えることができ、あたかもそこにそのままディレクトリが存在しているかのように扱えます。データ置き場をキメ打ちしているアプリには有効な手段です。
んで、次のように行いました。
ターミナルを起動して
bash-2.05$ su
# mv /home/zaurus/howm /mnt/card/howm
# ln -s /mnt/card/howm /home/zaurus/howm
suしてスーパーユーザーになり、ディレクトリを/home/zaurus/howmから/mnt/card/howmへ移動し、移動したSDカードから元あった場所にシンボリックリンクをはって終了・・・の予定だったんですけど、
ここで間違って
# ln -s /mnt/card/howm /home/zaurus/hown
としてしまったです orz
(how
mではなくhow
nとミスタイプしてしまった)
さらに間違ったシンボリックリンクを削除せずに
# ln -s /mnt/card/howm /home/zaurus/howm
と、もうひとつのシンボリックリンクを作ってしまいました。ぁぅぁぅ。
、試しにlsしてみると
# cd /home/zaurus
# ls
Applications Documents Settings ebt howm hown tmp
これじゃいかんので、
rm /home/zaurus/hown
としていらないシンボリックリンクを削除しました。
ここであわてて色々と作業を進めてしまうと面倒なことになる場合がよくあります。
こういうときは一呼吸おいて、googleで検索♪
「シンボリックリンク ログ 移動 zaurus」で検索して真っ先にヒットしたのが
モバチキさんの記事でした
■q2chで2ch閲覧
このページではq2chのログをシンボリックリンクをはることでSDカードに逃がす方法でした。
丁寧にその確認方法まで解説してあったのでそのまま参考にさせてもらって作業をすすめました。
その確認方法とはpwdコマンドとcdコマンドを使用した確認方法で、そのまま使えそうなので試してみました。
# ls
Applications Documents Settings ebt howm tmp
うーむ。今度こそ大丈夫っぽいのですけれど、なんだか不安だったので確認してみます。
# pwd
/home/zaurus
となったので、現在位置は/home/zaurus
で、問題のシンボリックリンクなディレクトリに移動してみる
# cd howm
で現在位置を確認すると
# pwd
/usr/mnt.rom/card/howm
うむ。間違いなくシンボリックリンクをはれてるようです。安心安心。
こうしておくと実際にメモのファイルが蓄積されるのは/mnt/card/howmになります。
さて、後は運用してみるだけですが、
Emacsを起動してhowmを起動。
想像していたより遥かに速いです。ビックリ。
ただ、SDカードにswapを設定してあるせいかもしれません。
想像以上のスピードに驚いたのでちょっと大きめのファイルをhowmディレクトリに移動させて、howm上で単語を検索させてみました。
ををっ。1.5MBの大きなテキストファイルと数KB〜20KB程のテキストファイルが52個ありますが速いです。
これはいいですねっ!
ただしかし・・・どうやってメニュー画面に戻るのかがわからない・・・orz
--追記--
メニューに戻るのは、howm起動時のコマンドと同じで
C-c,,
でした。
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