GNU GS 6.52 日本語版 for Windows の導入

日本語対応した GS for Windows の中で最もインストールが簡単と思われる、 角藤氏が公開している Windows 向けの日本語版 GNU Ghostscript 6.52 の導入について、この page で解説します。 AFPL Ghostscript の最新版については、 堀田氏の“Ghostscript + GSview の日本語版”@nifty FTEX の“Windows 用 Ghostscript と GSview のインストール” を参照すると良いでしょう。

以下、基本的には「Windows 2000 上で Administrators に属するユーザー」という環境を想定していますが、 それ以外の場合でもそれなりに参考になると思います。

目次

  1. 必要なファイルの入手と下準備
  2. GNU Ghostscript 6.52 の導入
  3. GSview 3.6 の導入
  4. インストール後の確認作業
  5. アンインストール

必要なファイルの入手と下準備

Ring Server から以下のファイルを入手しましょう。 また、これらのファイルを解凍 (伸張) するのに必要なツールを事前に導入しておいて下さい。

また、もし Windows 2000 や XP 環境でかつユーザー名に日本語を使っているのであれば、 “コマンド プロンプト”で以下の様に入力して、適当に環境変数 TEMP の内容を日本語の含まれないものにして下さい。

mkdir d:\tmp
set TEMP=d:\tmp
exit

d:\tmp の部分は各自適当に置き換えて下さい。

GNU Ghostscript 6.52 の導入

gnu-gs652j-full-w32api.zip を解凍して、 その中にある setupgs.exe というファイルを実行しましょう。

GNU Ghostscript Setup (gs.png)

すると上の窓が開きますので、ここで“Install Fonts”と“All Users”にチェックを入れ、 適当に“Install to directory”(インストールする場所) を指定します。 その後“Install”ボタンを選択すれば、ファイル群がインストールされます。 これにより、スタートメニューへの登録などがなされ、setupgs.exe が終了します。

以下、“Install to directory”に d:\gs を指定したものと仮定します。 必要に応じて、d:\gs は適当に読み換えて下さい。

次に環境変数 PATH に d:\gs\gs6.52\bind:\gs\gs6.52\lib を追加します。 追加の方法は以下を参考にして下さい。

また、d:\gs\gs6.52\lib;d:\gs\gs6.52\kanji;d:\gs\fonts という値を持つ環境変数 GS_LIB を定義して下さい。

以上で Ghostscript のインストール作業は完了しました。

GSview 3.6 の導入

使い易さを向上させるため、更に GSview をインストールしましょう。

gsv36w32.zip を解凍して、 その中にある setup.exe というファイルを実行しすると、下の窓が開きます。

Select Language (gsv1.png)

ここでは“English”を選択しましょう。

GSview Install (gsv2.png) GSview Install (gsv3.png)

その後、上の 2 つの窓 (インストール環境やライセンスに関する記述) が開きますが、両方とも“Next”を選択すれば良いです。

GSview Install (gsv4.png)

上の窓が開いたら、“Associate PostScript (.ps and .eps) files with GSview.”にチェックを入れ、 “Associate PDF (.pdf) files with GSview.”のチェックを外し、“Next”を選択しましょう。

GSview Install (gsv5.png)

次に上の窓が開きますので、適当にインストールする場所を指定して、“Next”を選択しましょう。

GSview Install (gsv6.png)

上の窓が開いたら、“Create Folder”と“All Users”にチェックを入れ、“Finish”を選択しましょう。 これにより、スタートメニューへの登録などがなされます。

GSview Install (gsv7.png)

最後に、上の窓が開いたら、インストール完了です。 “Exit”を選択して setup.exe を終了させましょう。

インストール後の確認作業

Ghostscript 環境が無事動作しているかを確認するため、 Ghostscript をインストールした先の kanji フォルダ内の article9.ps を開いてみましょう。

Select Language (test1.png)

すると上の窓が開きます。 “English”を選択しましょう。

GSview Registration (test2.png)

次に上の窓が開いたら、そこに書かれている開発支援についての願い (ここで“Help”を選択すると、より詳細な情報が表示される) を理解して、“Ok”を選択しましょう。

すると下のように article9.ps が表示されます。 何も表示されていないビューアが立ち上がる場合もありますが、 これを一度終了させてから上記の操作をもう一度行う (Select Language の窓は出ない) とちゃんと表示されるはずです。

article9.ps - GSview (test3.png)

これが旨くいったら環境構築作業は完了です。 必要に応じて再起動・ログアウトして下さい。 また、dviout での利用については、dviout のドキュメントを参考にして下さい。

アンインストール

“コントロールパネル”にある“アプリケーション (プログラム) の追加と削除”を利用して、 “GSview 3.6”と“GNU Ghostscript Font”、“GNU Ghostscript 6.52”を削除しましょう。 その後、実際にインストールしてあったフォルダ等を削除しましょう。

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